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こっそり監視カメラを設置して発覚した「衝撃の手口」
店内の壁にそうした熊手を飾っていたある店では、いつものように営業していると常連客がふと「あれっ? お札減ってない?」と声を上げた。見れば、確かに飾り始めた当初からお札が減っているではないか!
店からすれば、毎日忙しく営業する中で、いちいち熊手のお札の枚数など気にしていられない。その後こっそり設置した監視カメラには、営業後、壁によじ登りお札を抜き取る従業員の姿が写っていた。問い詰めると定期的に1枚ずつ抜き取っていたという。商売繁盛を祈願するはずの熊手が、まさか横領に利用されてしまうとは……。神様も泣いているに違いない。
実はこうした横領、発覚後に従業員を「即刻クビ」にすれば解決するという簡単な話ではない。続く記事では700万円を横領されたにもかかわらず、犯人を雇い続けた店のケースや「横領されやすい店の特徴」などを解説していく。
