日本のトップゴルファー・石川遼選手のかたわらで、本人よりも“目立つ”のが専属トレーナーを務める北海道出身のA氏だという。整骨院経営や健康関連商品の販売を生業とするA氏だが、自らに起因するトラブルを複数抱え、ドロ沼の様相を呈している。
メジャー優勝時に真っ先に駆け寄る
「遼くんとキャディーさん以上に近くてすごく目立つから、私らの間では『誰なんだろうね、あの人』って。結局よくわからないままなんですけど、私たちの間では知られた存在ですよ」
日本男子ゴルフ界のスター・石川遼選手の追っかけをしていると言うあるファンが語るその人物・A氏は北海道出身。年齢は40代前半で柔道整復師の資格を持ち、石川選手とは十数年の付き合いだという。トレーナーを務め、ツアーに帯同して全国を転戦したこともある。
2007年、アマチュア時代の高校1年時に初めて参加したツアーで並いるトッププロを破り優勝した石川選手。その際のインタビューで飛び出した「ハニカミ王子」が流行語大賞を獲得、一躍時の人となったが、その後の世界最高峰のアメリカツアー挑戦では挫折も経験。持病の腰痛も重なり、苦しんだ際に助けとなったのがA氏だった。
筋トレなどの肉体改造を行ってきた結果、19年7月の日本プロゴルフ選手権大会に優勝。日本最高峰のメジャー大会2勝目、ツアー通算15勝目を飾ったとき真っ先に石川選手と抱き合って喜び合ったA氏の姿が、当時の映像などから確認できる。
だがA氏にはここ数年、裁判沙汰をはじめとするさまざまなトラブルがつきまとっている。
