アンチに「DMしてこい!」とたきつけた結果…

なこ それが来ないんですよ。

――来ないんだ……!

なこ そうなんですよ。びっくりしちゃって。あまりにも誹謗中傷が多いので「直接私に言ってすっきりするなら、さっさとすっきりしてくれ」と思って「DMしてこい」って投稿したんです。そしたら逆に何も送られてこなくて「あれ? 来ないぞ?」みたいな。

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――強そうな女性には何も言ってこないんでしょうか。

なこ 弱い者いじめが好きなのかな…と。でも、元々DMより、コメントでの中傷が多いです。再生回数がすごく回っていて、コメントがいっぱいある投稿だと、中傷コメントが埋もれるから書きやすいんですよね、きっと。

 以前、かなりひどいコメントをされたので1回削除したんですよ。そしたら、その方はもう1回同じコメントを書いたんですよね。「執着、すごいな!」と思って(笑)。

 他にも、複数のアカウントを作って、わざわざ何回も同じことを書きこんでくる方もいました。

――見ず知らずの人に、そんなに執着するものなんですね…。

なこ 気に入らないことでもあるんでしょうね、きっと。

 

アンチコメントを無視する理由

――そういった誹謗中傷の声は、ご自身の中でどう整理しているんですか?

なこ もう無視するしかないのかなと思いますね。少し前は結構アンチコメントについて「こんなふうに言われた」みたいな動画を作っていたんですけど、そういう動画を作ると心配する声も多いんですよ。「こういうの見ると苦しくなるからやめてほしい」とコメントをくれる人もいて。応援してくれる方がたくさんいるのに、アンチに向けて動画を上げ続けても不安を煽るだけだろうな、と思うんですよね。

©橋本篤/文藝春秋

――本当のファンが喜ばないんですね。

なこ そうなんですよ。なので、誹謗中傷の声は無視するか、もっと認めてもらえるように自分自身が努力するしかないかな、と思っています。

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