5月15日に最終回が配信された、成宮寛貴が主演を務めるABEMAオリジナルドラマ『死ぬほど愛して』は、配信プラットフォームで全話が一気見できるようになった今だからこそ観てほしいドラマだ。とにかく成宮の魅力を存分に浴びることができる。成宮のことをずっと応援していたファンも、初めて成宮の演技に触れる視聴者も彼にハマらずにはいられないだろう。
(この記事は『死ぬほど愛して』についてのネタバレを含みます)
2016年に電撃引退→8年ぶりに俳優復帰へ
成宮は、2000年に俳優デビューを果たすと、仲間由紀恵主演のドラマ『ごくせん』(日本テレビ系)や映画『あずみ』など話題作に次々と出演した。
2012年の『相棒』season11(テレビ朝日系)からは、水谷豊演じる杉下右京の3代目相棒・甲斐享役で出演し、より幅広い世代に知られる俳優に。甲斐はシリーズから“退場”してしまったが、長く続いている『相棒』の中でも人気の高いキャラクターで、2024年の元日スペシャルでは、甲斐の家族がメインとなるストーリーが放送された。
しかし成宮は、2016年に当時の所属事務所を通じて、「これ以上自分のプライバシーが人の悪意により世間に暴露され続けると思うと、自分にはもう耐えられそうにありません」と直筆のコメントを出し、芸能界からの引退を発表。
その後、2017年に本名でInstagramを開設し、日々の様子や自身が描いた絵をもとにプロデュースした商品を紹介するように。そして、2024年に競艇場で行われたトークショーに登壇し、約8年ぶりに公の場に姿を見せた成宮は、俳優の仕事を再開し、ドラマの撮影中であることを明かしていた。『死ぬほど愛して』は、そんな成宮の俳優復帰作となる。
