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冤罪事件で“時の人”になった男だが…
「デタラメな捜査で冤罪になるところだった。警察は二度とこのようなことがないよう、再発防止策を考えてほしい。判決は当然の結果だが、警察の不適切な捜査について触れておらず、このような判決だと冤罪が繰り返される可能性もある」
さらに逮捕時の新聞記事に誤りがあり、名誉を傷つけられたとして、新聞社と報道発表した警察に計720万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。
警察に対する請求は認められなかったが、新聞社には「記事の一部が真実でなかった」として、22万円の賠償を命じた。上田は一躍、“時の人”になった。
それなのに1年後、高田美和さんに対するストーカー事件の犯人として、また逮捕されたのだ。
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