冤罪事件で“時の人”になった男だが…

「デタラメな捜査で冤罪になるところだった。警察は二度とこのようなことがないよう、再発防止策を考えてほしい。判決は当然の結果だが、警察の不適切な捜査について触れておらず、このような判決だと冤罪が繰り返される可能性もある」

 さらに逮捕時の新聞記事に誤りがあり、名誉を傷つけられたとして、新聞社と報道発表した警察に計720万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。

 警察に対する請求は認められなかったが、新聞社には「記事の一部が真実でなかった」として、22万円の賠償を命じた。上田は一躍、“時の人”になった。

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 それなのに1年後、高田美和さんに対するストーカー事件の犯人として、また逮捕されたのだ。

次の記事に続く 全治8カ月、唇はただれ、目には障害が残ることに…元薬剤師のストーカー男(43)に“逆恨み”された女子高生(18)のその後(2015年の事件)

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