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「トヨタの言うとおりにやればいい」章男社長の代から“強権”が加速
この傾向は、豊田章男社長(現会長)の代からである、この10年ほどで急激に進んだように思う。自由な営業活動、PR活動などが制限され、「トヨタの言うとおりにやればいい」ということである。これではがんじがらめだ。
独創性を出そうという、やる気のある経営者ほどおもしろくなくなってしまう。トヨタ車の販売の世界に嫌気がさして、飛び出してしまうかもしれない。
逆にいえば、「言うとおりにしていればそれなりに経営ができるから」と思考停止した経営者は残る。そして、「殿、ご注進!」とばかりに、他社の行動を言いつけたり……子分のごとくふるまうだろう。トヨタはほんとうにそれでいいのだろうか。
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