サンドウィッチマンは「10割バッター」
大御所勢に食い込んだダークホースが“東北生まれの強面芸人”サンドウィッチマン(4位)。伊達みきお(43)と富澤たけし(43)だ。
「見た目は強面だが、人柄の良さが伝わる」(65・男)
「他の芸人には無い北国小説みたいなセンス。真面目さ、不器用さがしんしんと伝わってくる」(42・女)
「10割バッターの漫才師」(27・女)
溢れる郷土愛も今回の快挙に繋がった。
「震災の時に自身も被災したが、その後も被災地を訪問するなど地道な活動を続けている。宮城のローカル番組を続けているところも好感が持てる」(56・女)
本人たちからも喜びの声が届いた。
「純粋に嬉しいです。東北の方が沢山いれてくれたのかな。偉大な先輩方の中にこうやって選んで頂けて、本当に光栄です。毎年新ネタのみの単独ライブをやっているので、ぜひ沢山の方に足を運んでほしいです!」
7位は福岡のローカル番組から全国放送までを股に掛ける博多華丸・大吉(華丸〔47〕・大吉〔46〕)だ。
「ローカルの若手お笑いコンビだった2人が全国区になって嬉しい」(36・女)
「自然体な姿勢に好感が持てます」(70・男)
「大吉さんコメントの白眉は『あそこにいらっしゃるのは“かりんとうの妖精”ですか?』。松崎しげるばりに日焼けした声優さんを指しておっしゃった。何年経っても思い出してはくすっと笑っている」(52・女)
本人も「褒められるのは慣れていなくて」と言いながらも、こうコメント。
「恐れ多くて受け止められません」(大吉)
「良い思い出になりました。これでいつでも博多に帰れます」(華丸)
6位に入ったのは、11本ものレギュラー番組を持つ毒舌芸人・有吉弘行(ひろいき/43)。
「あだ名を付けるセンスが的確」(69・女)
「面白いし笑顔が可愛くて見ているだけで幸せになる。ツイッターもクスッと笑えて心が和む」(54・女)
「有吉さんの本領はラジオ。キレッキレの危なさは今も輝き続けている」(38・男)
かつては「抱かれたくない男ナンバーワン」が代名詞だったリアクション芸人・出川哲朗(53)は汚名返上の8位。
「出川なんてと軽んじていたけれど、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)を観て実は凄い人なのかも、と」(28・女)
「人への優しさや丁寧さが滲み出ている」(68・男)
「笑わせているのではなく笑われているとも言われるが、それも才能」(35・女)
9位はやはり「イッテQ!」出演で人気に火が付いた新人・ANZEN漫才(みやぞん〔32〕・あらぽん〔31〕)。目立ったのは女性からの支持だ。
「昔、近所にみやぞんのような、適当な兄ちゃんがいたけど、そんな昭和の時代を思い出す」(50・女)
「ピアノが弾けたり運動神経が抜群だったり。意外性がある」(34・女)
みやぞんに感想を聞くと、トンチンカンな回答が。
「世も末ですね! ですが本当に感謝します。リーゼントは時間がかかるので家でセットしているのですが、その姿でギターを持っているので、マスクをしてもすぐバレちゃいます。だから最近はタクシーに乗るようになりました!」