「お前はキャラがないから、デブになれ」
当時契約していた会社の経営者からのハラスメントによって、83キロだった体重を122キロまで増量させられたと語るひげごろーさん。そんな彼は、意を決してダイエットを開始。現在ではボディビルの大会に出場するようになるほどの肉体改造を行った。
その結果、起こった思わぬ変化とは――。現在、施工管理技士講座の講師を中心にマルチに活躍するひげごろーさんに話を聞いた。
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筋トレを始めて年収が10倍弱に
――ひげごろーさんは、筋トレを始めて収入もかなりアップしたとか。
ひげごろー はい、お陰様で。筋トレ前は200万円弱だった収入が約1800万円になりました。約400万円が施工管理技士の講師、つまり会社員としての収入です。残りは非常勤講師、書籍の印税、YouTubeでの広告収入、施工管理技士のオリジナル試験対策商材などで得ています。
――とはいえ、本当に筋肉が収入アップにつながっているんでしょうか?
ひげごろー 絶対に関係ありますね。かつて、見た目に自信がなかった頃は、人前に出るのが本当に嫌でしたが、ダイエットと筋トレで見た目を変えることができたことで、自分のトレーニング成果に自信が持て、結果として生徒にわかりやすい授業を心がけられる心の余裕ができたんです。自信を持てるようになったのは本当に大きいと思います。
――いまは“マッチョ講師”として活躍されていますが、そうした“キャラ売り”は必要なのでしょうか。

