生きている限り、次の作品も撮るだろう

──はい、息子が2人います。

F・コッポラ監督 じゃあ、『メガロポリス』で私が伝えたかったメッセージをあなたにも贈るよ。「子どもたちのために、怖れずに未来へ飛び出そう」。次世代の子どもたちのために、そしてあなたのお子さんのために、ぜひこの言葉を伝えてほしい。

公式インスタグラムより引用

──ありがとうございます。最後にひとつだけ、質問させてください。先ほど、「生きている限りは映画を作っていきたい」とおっしゃいました。次作もまた期待していいでしょうか?

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F・コッポラ監督 それは誰にもわからないね。何しろ私はもう86歳だから。でも、生きている限り、次の作品も撮るだろうと思うよ。いつかはわからないけどね。

 ただ、ひとつ言っておくと、もし私が死んだとしても、自分では死んだことに気がつかないだろう。忙しすぎてね。

メガロポリス』(原題:Megalopolis) 6月20日(金)IMAX®他全国劇場にて公開!

<STORY>

 

近未来の都市ニューローマで、天才建築家カエサル(アダム・ドライバー)は、理想都市「メガロポリス」開発を推進していた。しかし、現実主義の市長キケロ(ジャンカルロ・エスポジート)や一族の陰謀に翻弄され、濡れ衣で逮捕される。キケロの娘・ジュリア(ナタリー・エマニュエル)の尽力で解放されたカエサルは、再び開発に邁進。しかし衛星墜落や暗殺未遂など困難が続き、昏睡状態に陥ってしまう。一方、カエサルの恋人だったジャーナリスト・ワオ(オーブリー・プラザ)は、名門クラッスス一族と結託して乗っ取りを画策し、カエサルの計画を阻む。「メガロポリス」開発の行方とカエサルの運命は──。

 

<STAFF&CAST>

脚本、製作、監督:フランシス・フォード・コッポラ/協力、セカンドユニット監督:ロマン・コッポラ/出演:アダム・ドライバー、ジャンカルロ・エスポジート、ナタリー・エマニュエル、オーブリー・プラザ、シャイア・ラブーフ、ジョン・ヴォイト、ローレンス・フィッシュバーン他/アメリカ/2024/138分/配給:ハーク、松竹/© 2024 CAESAR FILM LLC ALL RIGHTS RESERVE

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