楽しみにしていた初デートが前日にキャンセル

――その後、めぐさんからデートに誘ったのですか?



めぐ 連絡先を交換していたので、LINEで「今度時間があるときにお店に遊びに来てください」とラフに誘いました。当時私は40歳で子どももいたので、引かれないようにガツガツ誘うのは控えようと思っていたので。

 

ハズム 「年上の女性から誘われた。なんか嬉しいな」って普通に喜びました。でも当時は年も離れているし、業界も近かったので、社交辞令だろうと思っていて。僕も恋愛感情はなくて、仕事の先輩って思っていましたし。

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 で、時間を見つけてめぐさんと共通の友達を連れてお店に行ったんです。その時は3人だったのであまりちゃんとは話せなかったんですが、その日に「今度は2人でデートしませんか?」と誘われて。

――めぐさんは2人で会いたかったと。

めぐ 私はすでに気になっていたので、もっとハズムさんのことが知りたいと思って誘いました。共通の友人がお手洗いに行っている隙に「2人で会いたい」と伝えて。

ハズム その後、LINEで日程候補が2日くらい送られてきたんです。どちらも空いていたので、近い方の日程でご飯に行くことが決まりました。

めぐ これはちょっとした作戦で(笑)。気持ちを探るために、わざと離れた日程を2つ提案したんです。近い方を選んでくれたら楽しみにしてくれている。逆に遠い方を選んだら、面倒だと思ってるのかなって。ちょっと嫌な予定って先延ばしにしがちじゃないですか。

ハズム 僕は普通に空いている日を選んだだけなんですけど、なんか結果的によかったです(笑)。

――2人でのデートが決まってどんな気持ちでしたか。

めぐ デートまでドキドキでした。当時娘は小学生だったんですけど、全部話していたんです。「ママ気になる人ができたんだよね。しかも今度デートするの」って。

インフルエンサーとしても活動しているめぐさん

「何してる人なの?」って聞かれたので、「YouTuberだよ」って言ったら「チャンネル登録者数3万人って少なっ! ヒカキンさんは500万人だよ」って笑っていました(笑)。

 でもそんな楽しみにしていたデートを前日にキャンセルされてしまって。

ハズム YouTubeの撮影が入ってしまったんです。だから「ごめんなさい。明日は行けなくなりました」って連絡して。

めぐ そのLINEを見た時に「あ、ダメかも」って思いました。普通だったらリスケの提案をしてくれるじゃないですか。「この日はどうですか?」って。それがなかったので、半日くらいショックで寝込んでしまって。

ハズム 僕としてはリスケをするという概念がなかったんです。それと、僕たちの周りで「めぐさんは◯◯くん(別の方)が好きらしいよ」という話があって。それもあったので、今2人で会うのは良くないのかな、と思っていました。