中目黒にあるショップ『DAN』でオーナーをしているめぐさん(48)と、ファッション系YouTubeチャンネルを運営しているハズムさん(31)。めぐさんはシングルマザーとして小学生の娘を育てていたが、17歳下のハズムさんに惹かれ、7年前に再婚した。

 そんなお2人に、年の差夫婦になるまでの経緯を詳しくお聞きした。(全2回の2回目/最初から読む)

今年48歳、17歳下の夫と結婚しためぐさん

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子どものことを考えて交際後半年で結婚

――出会ってから2ヶ月で交際、交際から半年でご結婚されていますが、決め手は何だったのでしょうか。

めぐ(以下、めぐ) 付き合っている間は別々に暮らしていたんですけど、「一緒に住んだほうが楽だよね」っていう話になって。そうしたら、ハズムさんのほうから「一緒に住むなら、籍を入れよう」って言ってくれたんです。

ハズム(以下、ハズム) 当時は自分でお店をやってみたいと思っていて、めぐさんのお店を1ヶ月限定で借りていたんです。僕は吉祥寺に住んでいて、お店は中目黒だったので毎日通うのが大変で、よくめぐさんの家に泊まるようになって。

 それなら、ちゃんと家を借りて一緒に住んだほうがいいなと思って同棲を決めました。でも、めぐさんの娘はまだ小学生だったし、彼氏という立場で3人一緒に住むのは、娘からしたら抵抗があるだろうなと。最初から結婚を前提に付き合っていたこともあって、そのタイミングで籍を入れようと決めました。

――娘さんの存在も、大きな要素だったんですね。

ハズム そうですね。娘のことは何よりも大事に考えたかった。突然、他人の男の人が家に住むことになるわけですから、「家族なんだよ」ってちゃんと言える関係でいたかったんです。

めぐ 娘は付き合う前からハズムさんと何度か会っていて、彼のことが大好きだったんです。結婚することを伝えた時はすごく喜んでくれて、すぐに「パパ」って呼ぶようになって。2人で買い物に行ったりもしていて、とても良い関係だったので、私としては何の心配もなかったです。

結婚当時、小学6年生だった娘のりりちゃん

――めぐさん自身、もともと再婚は考えていたんですか?

めぐ いい人がいればしたいとは思っていました。でも、次に結婚する時は「絶対に失敗したくない」「これまでの経験を無駄にしたくない」という気持ちのほうが強かったですね。離婚後、何人かとお付き合いしたことはありましたが、結婚の話が出たことはなかったです。