——相当なショックですね。
山田 過去のこととはいえ、カーッとなって、いろいろ調べたら、もう出てくるわ、出てくるわ。相手は1人じゃなかったんですよ。その上、双子出産時——これは相手の女性に確認したんですが——プロポーズまでしていました。女性が「家庭を大事にして」と断ったら、「家庭なんかいいから、お前と結婚したい」と言ったそうです。私からしたら、「は?」みたいな。元夫は「性交渉がしたかっただけ」と言うけど、女性の喜ぶプレゼントを懸命に調べたりもしていたから、「好きになったんでしょ」と聞いたら、「うん」と。私と彼の関係は8年前にもう終わっていたんです。今更、やり直すも何もないじゃないですか。
——そのことがつい最近判明したんですね。
山田 私がSNSで「不倫は嫌だな」とか呟いたら、「彼(元夫)がそんなことするはずない」「その(不倫相手の)女性の言うことは本当なのか」等のDMが来ました。一番多かったのは「(山田さんは)なぜ今になって昔のことを言うのか」。でも、今知ったから。私だって、浮気する側だけが悪いとは思ってないですよ。不倫されたということは私にも原因があって、それは魅力的な女じゃなかったから。自分に魅力がないから、どっか行っちゃうのかな?って考えることもあります。でも、彼は2番目の奥さんにも同じことをしてるんですよ。
2番目の奥さんのときも「妻の妊娠中に他の女性にプロポーズ」していた
——彼にとって山田さんとの結婚は4回目になりますね。
山田 2番目の奥さんが妊娠している時に、彼は3番目の奥さんにプロポーズしたんです。3番目の奥さんがOKしたから、彼は2番目の奥さんの出産前日に離婚届を持っていったんですって。2番目の奥さんは「出産するまで待って」と。私は3番目の奥さんと知り合いなので、この話は彼女から直接聞きました。2番目の奥さんのことを気の毒だと思っていたら、まんまと自分も同じことをされかけていたわけです。彼にも確認したんですよ。「もし、当時の不倫相手がプロポーズを受けていたら、双子出産間近の私に離婚届を持ってきたの?」って。彼は「持っていったりしない」と言ったけど、でも、きっと持ってきたはず。残念ですけど、私よりその人が魅力的だったんならしょうがないですよね。私は結構幸せな人生を生きてきてるので、こういうことがあってもいいのかなと思います。そういう噂はあったのに、私が彼の嘘に負けたというか。だから、全てを責めることはできない。ただ、出産間近っていうのは時期が悪すぎるから、そんな目に遭う女性をこれ以上増やしたくないんです。
