「史上最高の父親」

 一方、息子ジョディは成人したころに自分がドーセに洗脳されていたことを完全に理解し、父ゲイリーとともにテレビのトークショーに出演、事件を振り返った。そして、ルイジアナ州立大学卒業後、性的虐待啓発活動家となり、モンゴメリー郡の被害者サービスセンターで性的暴行カウンセラーの職に就く。

 父の死から5年後の2019年10月、事件の全容を語った自伝を出版。その中で最初はドーセを友人であり指導者とみなしていたため彼を殺害したゲイリーに腹を立てていたが、しだいに父親と折り合いをつけるようになったと明かし、2024年の『ミラー』誌のインタビューでは、ゲイリーを「史上最高の父親」とみなしていると語った。

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