TOKIOが急転直下の解散劇。松岡昌宏さんの発言には大きな注目が集まりました。
メンバーの国分太一さんについて、日本テレビが過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あったことを確認したとして、『ザ!鉄腕!DASH!!』を降板すると発表。これを受けて、国分さんは6月20日からの無期限活動休止を発表していましたが、それからわずか5日後の6月25日、TOKIOは解散を発表。デビューから31年という長きにわたる活動に、突然の終止符が打たれました。
そして解散から2日後、“元TOKIO”となった松岡さんが報道陣の前に姿を現し、約20分間にわたり、現在の心境を語ったのです。
松岡さんは現在、人気ドラマシリーズ『家政夫のミタゾノ』の舞台版に主演中。この日は愛知県にある劇場でリハーサルをしていたのですが、多くの記者やカメラマンが集まっていたため、劇場前で急遽、取材に応じる形に。
国分さんに対して「奈落の底にいる状態」などと厳しい表現もしていましたが、これで思い出されるのは7年前の会見。当時メンバーだった山口達也氏に対して、「崖の下に落ちている」と強い言葉で糾弾していました。
国分はどこかおびえたような目をしながら…
2018年4月、自身がMCを務めていたNHK Eテレの番組の共演者である女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検された山口氏が単独で謝罪会見を開き、その後5月1日に起訴猶予処分が決定したことを受けて、翌日に城島茂さん、国分太一さん、松岡昌宏さん、長瀬智也さんが、“連帯責任”として謝罪会見を開いたのです。
城島さんや国分さんは山口氏への温情を隠さず、寄り添う言葉を語りました。特に最後にマイクを握った国分さんは、どこかおびえたような目をしながら、もっとも山口氏に寄り添ったスタンスを表明していました。
「自分の心の片隅に、手を差し伸べてしまいそうになることも、あります。それはいけないんだとわかってますが、毎日こういった感情が交互に表れます」

