脂肪吸引以外の“人体改造”経験

――脂肪吸引以外にも、何かされたことはありますか。

ROLLY 脂肪吸引をした1年前に奥二重だったので、もうちょっと目を大きくしたくて二重の手術もしていました。脂肪吸引する前かな。ところがある日、物凄く目がかすむようになって、視力も急に悪くなったので眼科に行きました。

 そうしたら「原因はわからないけれど、眼球にすっごく傷がついていた」って言われて、自分では「ああ、手術のせいか…」と。まぶたを縫った糸が、眼球にこすれていたみたいです。糸を抜いてもらったんですが、形がついていたのか、奥二重には戻りませんでした(笑)。

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――美容のためにさまざまな経験をされているんですね。

ROLLY 人様の前に立って、お金を出していただいている。それに応えるためには、ストイックであるべきだという信念はありますね。見てもらうからには、スタイルを中心に、カッコ良さを保たないと示しがつきませんから。

還暦を過ぎても、カッコ良さは常に保っていたいと話すROLLYさん。起きているときも寝ているときも、常にお腹を引っ込めるように力を入れて生活しているという ©文藝春秋/橋本篤

――メイクもその一環ですよね。ROLLYさんがメイクを始めた頃は、周りからまだ異質な扱いも多かったと思います。最近は、男性の美容を受け入れる風潮になってきました。

ROLLY 男性女性を問わず、中性化は進んでいますよね。

――時代がROLLYさんに追い付いた?

ROLLY  おこがましいかもしれないけれど(笑)、そう思うこともありますね。こんな変な奴がメジャーデビューして35年もやってこられたのは、母親が言っていた人生の修行のような経験を耐えた成果なのかも、と感じますよ。

次の記事に続く 「お尻から水が出るほど…」ROLLY(61)が今でも忘れない「“いとこ・槇原敬之”の母」から言われた言葉

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