「アンチの方々が来るのが嫌だから…」
「ウチは広告代理店で、映像やロゴを作成しています。参政党のロゴも作りましたよ。情勢調査も確かにやりました。参政党の認知度がどのくらいあるか、どうすれば国民の意識が変わるか、他党とはどういった差があるのか、といった調査です」
――神谷氏に助言もされる?
「そうですね。『こういうことを調べると、こう変わるよ』とか」
――神谷氏との関係は。
「仕事上の付き合いです。最後に仕事したのは2023年のはず。去年はやってないんじゃないかな。ウチは参政党だけじゃないですからね。他の党(の仕事)もやっていますよ」
――SNSで「ロシアのペーパー会社ではないか」と言われていることについて。
「ロシアのペーパーカンパニーだったら、あえて『ヴォストーク』って名前にしないで、むしろ『明石商業』とかにするでしょう」
参政党をめぐっては、候補者の街頭演説にヤジを飛ばすなどの妨害を行う「アンチ」の存在も取り沙汰される。代表の夫は、取材の最後にこう吐露した。
「住所を(頻繁に)移しているじゃないですか。これは、ペーパー会社だからではなくて、アンチの方々が来るのが嫌だから。街宣とかも(アンチが)めっちゃ多かったじゃないですか」
各地で嵐を呼んでいる参政党。有権者の審判はまもなく下される。
文藝春秋が提供する有料記事は「週刊文春電子版」「Yahoo!ニュース」「LINE NEWS」でお読みいただけます。
※アカウントの登録や購入についてのご質問は、各サイトのお問い合わせ窓口にご連絡ください。
