「ミスFLASH2022」ファイナリスト10人に選ばれ、ものすごい手応えを感じたが…
――「ミスFLASH2022」オーディションでは、ファイナリストまで進んでいますね。
中島 はい。まず4~5カ月くらいかけてファイナリスト10人が選ばれて、敗者復活でさらに5人が追加されて。最終的には15人での選考になりました。
――かなり時間をかけるんですね。
中島 ネット配信とか撮影会に出て、それに参加した「FLASH」の読者が入れてくれたポイントの数で進めるかどうかが決まるんです。ファンになってくれた方々に応援してもらうシステムなんですね。
自分でもすっごい一生懸命頑張っていましたけど、誰かに応援してもらいながら頑張るってことがはじめての経験で。ものすごい手応えを感じられたんですね。
ファイナリストにまでは残ったけど、結局はダメだったんです。それが、ほんとに悔しくて。でも、「FLASH」で応援されたからこそ、もっと頑張らなきゃという気持ちになりました。
それまではオーディションを受けて落ちても、手応えみたいなものをつかむことなく落ちてたんです。でも、「ミスFLASH」オーディションの場合は、手応えを感じられた状態で落ちたので。結果はダメだったけど、「じゃあ、もっとなにかしなきゃ」と思えるようになったのはすごくプラスになりましたね。
――プラスになったと思えたとはいえ、かなりガックリしたのでは。
中島 すごく落ち込みましたね。34歳で応募して、結果が出たときは35歳になってましたしね。「これからどうしよう」となって、事務所も辞めてしまおうかなとも考えたりして。
ミスFLASHは審査につながるイベントが、めちゃくちゃあって。コールセンターのバイトは融通がきくほうだったんですけど、審査で出勤できない日が多くなってたんです。
こっちの勝手な都合でシフトを削ってきたわけだから、オーディションが終わったからといって仕事の量を元に戻してもらうのもなんだか申し訳ないじゃないですか。正直、ちょっと病んでましたね。
「タクシー運転手が良いんじゃないか」タクシードライバーになるまでの経緯
――バイトも辞めようと。
中島 開放的になりたかったのもありますね。部屋のなかでずっと電話に出る仕事だったから、今度は外に出る仕事がいいなって。車に乗るのが好きだったから、「車に乗る仕事で何かないかな~」と考えていた時に、「タクシー運転手が良いんじゃないか」と閃いて。
人づてで「芸能活動をしている人が多く在籍していて、社長もそれを応援している面白い会社がある」と教えてもらい、コンドルタクシーの面接を受けて、タクシードライバーになりました。
――「ミスFLASH」オーディションが終わって、どれくらいでタクシードライバーに。
中島 1カ月か2カ月後ぐらい。社員として入社して、二種免許を取らせてもらって、研修を受けて「行ってらっしゃい」ですね。

