「ドーナツざんまい」だった留学時代

なつみ 大学3年生の時にカナダに留学したんです。留学すると太る人が多いと聞きますが、やはり食べ物が全然違うので、私もそこでまた10キロ太ってしまい、78キロになりました。カナダ限定のドーナツ屋さん「ティムホートンズ」が寮の近くにあって、毎日ドーナツと甘いカフェラテをセットで頼んでました。

――それは太りますね(笑)。でも帰国したら痩せたのでは?

なつみ 日本に帰国したときには、ミニスカートをはいてたら母から「どんな感覚でそれはいてるの?」と言われてしまいました(笑)。

ADVERTISEMENT

大学卒業時のなつみさん(写真:本人提供)

――周りの反応はどうでしたか?

なつみ 留学から帰ってきたときも、友人たちは「太ったね」とは言いませんでしたね。ただ、私自身は「太っていると思われているのかな」と気にはなっていました。都内の女子大に通っていたのですが、周りがみんな細くてキラキラしていたので。友達とプリクラを撮ったとき、自分だけ顔がものすごく大きく写っていて、それはすごく気になりました。幸い、いじめられたり嫌な思いをしたりすることはなく、みんな優しかったです。

 でも母から言われたことで自分は太っているんだなと自覚し、ダイエットを決意しました。その頃はやっていた「モムチャンダイエット」(チョン・ダヨンさん考案のダイエット)を始めて、10キロ減量して68キロまで戻しました。

――10キロはすごい! ちなみに当時お付き合いされている方はいたんですか?

なつみ 彼氏もいましたが、体重について何も言われることはなかったですね。その後、実は結婚式のために58キロまで落としたんです。炭水化物を極端に制限して、週5回、夜に30分の有酸素運動を行うダイエット。でも新婚旅行の沖縄でめちゃめちゃ食べたら見事にリバウンドしました(笑)。

――そしてお子さんの妊娠で、「食べづわり」があって再び体重が増えたのですね。