なつみ 児童発達支援センターで働いてました。子どもが2人とも自閉症だったので自分も勉強したいなと思って。
――そうだったのですね。なつみさんが明るくて深刻な話に聞こえないのですが、大変だったと思います。
なつみ 2人とも1歳半ぐらいから言葉が遅いなと思って、YouTubeで泣きながら検索したり、診断がつくまでは1人で悩んでましたね。4月の世界自閉症啓発デーのときにインスタグラムのストーリーに子どもたちのことを上げたら、フォロワーさんから「自分も障害児を育てていて、痩せたいけど子育てが大変だからなかなかできないです」とメッセージをもらったりもしました。
ダイエットのきっかけは「肝臓の数値」
――なつみさんの存在がほかのママたちにも勇気を与えてるんですね。では、ダイエットを決意した一番のきっかけは何だったのですか?
なつみ 2023年の健康診断で、肝臓の数値がものすごく悪く、「要精密検査」という結果が出たんです。精密検査の結果、脂肪肝だと診断されました。お酒はまったく飲まないので、食べ過ぎが原因です。そのとき診てくださったお医者さんに「肝臓の病気は僕たちも死にたくないって思うぐらい、そんな死に方をしますよ」とまで言われたんです。
――それは恐ろしくなる言葉ですね。
なつみ その言葉がずっと頭に残っていて、「これは本当にやばい」と強く決意しました。ダイエットを始めるなら記憶に残る日にしたいと思い、2023年12月25日のクリスマスからスタートしたんです。家族がクリスマスケーキやごちそうを食べる中、自分だけはいっさい食べませんでした。それが逆に「頑張ろう」という強い気持ちにつながりました。
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