近年、知名度が急上昇し、大学生の人気就職先でも上位にランクインするようになった総合コンサルファーム。監査法人から生まれた外資系コンサル「BIG4(デロイト、EY、PwC、KPMG)」に加え、アクセンチュア、日系のベイカレントやアビームコンサルティングなどが大手に挙げられる。今回、「週刊文春」では、大手の現役・OB社員と、コンサル業界に詳しい転職エージェントを交えた座談会の給料についてのパートを一部配信する。
参加者は、以下の通り
エージェント:コンサル業界に詳しい転職エージェント
デロ松さん:デロイトトーマツOB
ベイ川さん:ベイカレント勤務
ピー田さん:PwC勤務
アク津さん:アクセンチュア勤務
エージェント:BIG4の中で給与が一番いいのは、おそらく今はEYとデロイトでしょうね。業績悪化によって億プレーヤーのデロイト社員は減ってきていると聞きます。EYの場合はシンプルに「ベース+賞与」の仕組みです。パートナー(コンサルティングファームにおける最上位の役職)だとベースだけで7000万とか1億円があって、そのうえで賞与がベースの100%乗るケースもある。つまり、ベース1億+賞与1億で年収2億という人もいますし、それ以上のマネジメントもいます。1億円超のパートナーなんて数十人規模で存在しますよ。その仕組みを作ったのが、近藤聡社長です。
PwCにも高額プレーヤーはいるけど、デロイトやEYほどではないですね。KPMGは少し前までなら、売れっ子パートナーで4000万~5000万くらい。ただ、人を確保しなければならない事情もあって、7000万~8000万の人も出てきています。
ピー田:コンサルの多くが、ノルマによって給料は大きく変わります。PwCは、売り上げノルマが出てくるシニアマネージャーくらいから、給料は上がりますね。シニアマネージャーだと2000万円超。ただ、その分成果を求められ、残業が相当キツそうです。
デロ松さん、ベイ川さん、アク津さんが語った各社の給料事情とは? この座談会の続きは、現在配信中の「週刊文春 電子版」で読むことができる。給与事情だけでなく、採用のリアルや人気アナウンサーの森香澄が受付にいたというベイカレントの社風、アクセンチュアが「転職の狩場」といわれる理由など、大手社員が裏話をたっぷり語っている。
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