1991年の大ヒットドラマ「101回目のプロポーズ」の続編「102回目のプロポーズ」に主演することが発表された唐田えりか(27)。Netflixの「グラスハート」での“ピンクの短髪姿”が話題になり、年内は出演映画も公開が続くなど、完全復活を遂げている。

唐田えりか ©時事通信社

 唐田は1997年9月19日生まれ、君津市出身。母子家庭で3姉妹の末っ子として育ち、ファッションモデルに憧れる子どもだった。17歳のとき遊びに訪れたマザー牧場でスカウトされ、大手事務所フラームに所属。

 小学生時代の唐田は走るのが大好きで駅伝の練習などにも参加するスポーツ少女だったが、中学生になると燃え尽き、今度は「もう運動しない」と決意。

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「グラスハート」ではピンク短髪の毒舌マネージャーに 本人インスタグラムより

 小さい頃は美術館などには興味を示さなかったが、ある展示で「ビビッとくる」体験をした後は美術館通いを始めるなど、小さい頃から凝り性、ハマり症の素養はあったようだ。

韓国では「広末涼子に続く清純派女優」と大人気に

 最初に話題になったのは17歳のとき、映画『ビリギャル』(15年)の試写会で有村架純のマネージャーの目にとまり、SNS上で絶賛されたのがきっかけだった。

2015年、当時芸能界入りしたばかりの唐田えりかと、事務所の先輩である有村架純(有村架純スタッフのXより)

 同年7月にフジテレビ系の月9ドラマ『恋仲』でドラマ初出演すると、2カ月後の9月にはソニー損害保険のテレビCM・イメージキャラクターに抜擢。1年めから順調すぎるスピードで仕事を増やした。

 20歳でファッション雑誌「MORE」(集英社)の専属モデルに起用されて夢を実現したが、一方で女優としてはオーディションで連敗が続き、何度も「やめたい」と思っていたという。

 最初のブレイクは意外にも韓国だった。LG電子のスマートフォンCMが大反響を呼び「広末涼子に続く清純派女優」とフィーバー状態を迎えていた。