9月19日公開の「宝島」が今年7本目の映画出演になる女優の瀧内公美(35)が、9日の東京プレミアに黒のミニドレスで登壇。観客を魅了した。
「大ヒット中の映画『国宝』ではラスト近くのシーンのみの出番だったが存在感を放ち、今回は戦後間もない沖縄のバーの女給役。膝丈のミニで生の美脚を披露したのも役を意識してのことでしょう」(映画記者)
TVドラマも今年は既に3本出演。朝ドラ初出演の「あんぱん」では師範学校の“鬼教師”役、夏ドラ「放送局占拠」ではクールな捜査官役と、変幻自在の“七変化”を見せているが、ここに至るまでの道のりは平坦ではなかった。
“週末はデリヘル嬢”の公務員を好演
瀧内は富山県高岡市出身。18歳で上京し、大妻女子大学家政学部児童学科に入学。教員免許を取得するも、在学中に本格的に女優を目指すことにし、エキストラなどで下積みを重ねた。
「“俳優一本でやりたい”とオーディションを受け続け、その間は居酒屋やティッシュ配りなどバイトを掛け持ちしていた」(芸能関係者)
25歳で映画「グレイトフルデッド」の主演の座を射止める。17年に主演した「彼女の人生は間違いじゃない」では平日は公務員、週末はデリヘル嬢の役を好演した。
「出演作は社会派作品で、大ヒットというわけにはいかなかったが、『役に入り込むタイプで芝居への取り組み方も素晴らしい』と業界は絶賛。瀧内も女優としての『芯ができた』と語っていた」(映画誌記者)




