目の輝きを取り戻すためのケアとは?

平松 まぶたの縁、まつ毛の生え際の内側にあるマイボーム腺から油が分泌されるんですが、それはみなさんがアイラインを引いたりするところにあるんです。

松本 内側の粘膜の?

野宮 引いてる、そこにアイラインを思いっきり。

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平松 すると腺が塞がり、分泌しづらくなってしまう。ですから、メイクを落とすときに、目の端をきちんと拭き取ってほしい。それが原因でドライアイや結膜炎になるんです。アイシャンプーをご存じですか?

渡辺 えー、知らない!

野宮 上向いてやる洗眼薬とは違う? 花粉症とかの。

 

平松 ではなく、目の縁を洗う用のシャンプー。目に入ってもしみにくいんです。そして、実際の研究で、目の端を洗う人はそうじゃない人と比べてまつ毛の長さが1ミリ近く長いと。

女史会 1ミリ長い!!

平松 お化粧が残るとダニがそれを食べるので、まつ毛ダニが発生するんです。

女史会 きゃ~っ!!

平松 そうするとそこに炎症が起き、まつ毛が抜ける。ですから、ダニの餌になるものを残さないのが大事。そして、温めるのもいい。まぶたが温かいと油が溶けるので、蒸しタオルを目の上に置いたり、入浴したときに温めたり。だいたい40度くらいの温かさが理想です。まぶたが冷たいと油が固まってしまうので、冷え性の人の場合、涙の質が悪くなりやすいんです。

女史会 へ~!

平松 そういったケアをすると目の輝きが違います。あと、分泌しやすい油としづらい油があって。例えば、コーン油は分泌しづらく、DHAやEPAを含む青魚、イワシやサバに含まれる油は分泌しやすいんです。

渡辺 目の輝き、欲しい!

松本 じゃあ、目が濁るのも油不足ということ?

平松 それは紫外線の影響です。肌や髪の毛の場合、日焼け止めを塗ることができますが、目には塗れません。結果として、目だけくすみやすくなってしまう。赤ちゃんって目がきれいじゃないですか。白目が特に。

渡辺 青いですよね。

平松 それがだんだん黄みがかっていく。それはやっぱり紫外線なんです。

渡辺 じゃあ、それを防ぐためにはサングラスとか。

平松 はい。日傘とか。