スマホで老眼が一気に加速する

渡辺 最近は「スマホ老眼」ってありますよね。若い子でもなっちゃうって。

平松 手元が見えづらくなることを総じて「老眼」と言うんです。そもそも老眼とは何か。人間の目は、遠くを見たあとに手元を見るとオートフォーカスでピントが合うようにできていますが、その能力が落ちることを老眼というんです。一般的には、加齢で筋肉が衰えたり目のレンズが硬くなることでなります。一方スマホ老眼は、目を使いすぎて筋肉が過緊張しオートフォーカスができなくなる状態。20代でも老眼鏡が必要となってしまいます。

渡辺 目だけが老いる?

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平松 そうです。じゃあ、50代60代にスマホ老眼は関係ないと思いきや、その年代の人がスマホ老眼になると70代80代の目になってしまうんです。

※他にも、老眼鏡をかけはじめるタイミング、白内障の手術の具体的な内容、1日5~10分でできる「視力回復法」などのお役立ち内容が詰まった記事全文は、『週刊文春WOMAN 2025秋号』で読むことができます。

 

ひらまつるい/二本松眼科病院(東京都江戸川区)副院長。医学博士・眼科専門医。1978年愛知県生まれ。昭和大学医学部卒業後、彩の国東大宮メディカルセンター眼科部長等を経て現職。著書は『老眼のウソ』(時事通信社)、『視る投資』(アチーブメント出版)、『目の老化を自分で防ぐ!』(内外出版社)など多数。登録者数が30万人のYouTube チャンネル「眼科医平松類」でも、眼の健康情報について日々発信している。

のみやまき/1960年北海道生まれ。ピチカート・ファイヴのヴォーカリストとして90年代渋谷系ムーブメントを起こす。モバイル・ファンサロン「おしゃれ御殿」好評募集中。

まつもとたかみ/1965年大阪府生まれ。80年代後半、ソニーなどの名CMでCM女王と呼ばれる。本人がプロデュースした更年期世代の女性に嬉しいアイデア満載の『大人の女史会』×「natiaral」のコラボアパレルが発売中。

わたなべまりな/1970年東京都生まれ。87年おニャン子クラブ解散後はタレントとして活躍。2000年代には台湾旅、ピラティスのブームの火付け役にも。フォトエッセイ「不機嫌ばかりな私たち」(講談社)が発売中。

不機嫌ばかりな私たち

渡辺 満里奈

講談社

2025年5月29日 発売

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