「牛肉ごぼう天うどん」は九州・関西系のつゆ
すぐ食べ終わってしまい、何か追加しようと考えていたら、いまごぼう天の試作ができるというので、九州・関西系つゆの「牛肉ごぼう天うどん」を注文してみた。今度は別の寸胴にあるつゆを使っている。
ごぼうを揚げ始める。牛肉は牛丼のアタマを使っている。こちらも3分程度で完成だ。まずつゆを飲んでみる。昆布だしがしっかり利いた奥行きのあるつゆである。これに太く揚げられたごぼう天としっかり炊いた牛肉の組み合わせは鉄板である。
なお、そばで九州・関西系のつゆ、うどんで関東系のつゆも注文できるそうだ。
冷しメニューも充実している
後日再訪した時、「冷し牛肉そば」、「冷し春菊天そば」を注文してみた。冷しで食べるつゆはキリっと返しが利いて味がよい。そばはコシもしっかりでひえひえである。
牛肉はしっとりとした食感で食べやすい。春菊天はカリっと揚げられている。
冷しメニューは温かいそばの値段と同じである。
建築現場の立ち食いそば屋について聞いてみた
さて、一般の人がほとんど知らない建築現場の立ち食いそば屋・食堂などについて、その道のプロの入船さんに聞いてみたのだがこれがなかなか面白い。
一般に、大都市の巨大ビル、首都圏や全国の郊外の商業施設、倉庫、大型・高層マンションなどの現場では、通常工期が2~3年程度はかかるという。その間、建築現場の職人たちはわざわざ遠くに食事や休憩に行くわけにもいかない。そこで大規模な建築現場には、立ち食いそば屋、食堂、コンビニなどが併設してあるという。
そうした運営を行う会社は十数社あり、株式会社エコシステムズ・ジャパンでは常時15~20か所の現場で食堂を運営しているというからすごい。



