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ナイフで少年をグサグサと…
事件当日、知り合いであるオリビアの「話があるから会いたい」という誘いにオリーは疑うこともなく、待ち合わせ場所のバグズ・ボトムに足を運ぶ。話って何? 先に待っていた彼女に聞いたところ、オリビアは「ここだと人が通るから、もっと奥で話すわ」と、通りから死角となる雑草の中に誘い込む。そこに突然、トーマスとイルファンが姿を現す。
オリーは一瞬、彼らが誰なのかわからなかったが、ほどなく数週間前に見た動画で少年に暴行を働いていた2人だと気づき、同時に全てを察する。が、時すでに遅し。2人は躊躇いなくオリーに襲いかかりナイフで滅多刺しにして逃走する。
SNS上の履歴から犯人はすぐに特定され、トーマス、イルファンとともにオリビアも逮捕。5週間の審理を経て2021年7月26日、少年2人は殺人罪で有罪となり、トーマスは懲役最低12年、イルファンは13年の実刑判決が言い渡される。
