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「子どもに迷惑をかけたくないから」と、リースバックを考える高齢者の方もいますが、リースバック契約を知らされていなかった子どもが、いざ相続となった際、家がないことで親子トラブルになった話も耳にします。そのため、持ち家のある親御さんがいる方は、事前に「リースバックって知ってる?」と、話を振っておくのも効果的ですね。
また、「家を売却したことをご近所に知られたくないから」と、リースバック契約をする方もいますが、そのまま変わらず住み続けていることで、家族や周りの人からも問題が見えづらくなってしまう点を指摘する専門家もいます。強引な勧誘があっても決して一人だけで判断せず、その場はきっぱりと断り、試算やリサーチを重ねて冷静に判断することを心がけてください。
高山 一恵(たかやま・かずえ)
Money&You 取締役/ファイナンシャルプランナー(CFPR)、1級FP技能士
慶應義塾大学卒業。2005年に女性向けFPオフィス、エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めたのち、現職へ。全国で講演・執筆活動・相談業務を行い女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。著書は『はじめての新NISA&iDeCo』(成美堂出版)、『定年前後のお金の強化書』(きんざい)など多数。FP Cafe運営者。
Money&You 取締役/ファイナンシャルプランナー(CFPR)、1級FP技能士
慶應義塾大学卒業。2005年に女性向けFPオフィス、エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めたのち、現職へ。全国で講演・執筆活動・相談業務を行い女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。著書は『はじめての新NISA&iDeCo』(成美堂出版)、『定年前後のお金の強化書』(きんざい)など多数。FP Cafe運営者。
