9月30日、「皇室経済会議」が開かれ、三笠宮家について以下2点が決定された。

 

(1)三笠宮家の当主を彬子さまとすること

 

(2)信子さまが独立して新しい宮家を創設すること

 

 この“新しい宮家”を巡って、彬子さまが激怒していることが「週刊文春」の取材でわかった。詳細を報じた「週刊文春」の真相リポート記事より一部を抜粋して公開する。 

宮内庁側は「一切説明をしようとはしませんでした」

 9月30日、宮内庁の特別会議室に集まったのは、石破茂首相や衆参の正副議長、宮内庁長官ら8人。7年ぶりとなる皇室経済会議への出席のためだ。

皇室経済会議での石破首相 ©JMPA

 宮内庁担当記者が語る。

「議題は、空席となっていた三笠宮家の当主について。宮家の当主になると国から支払われる皇族費が増額されるため、皇室経済会議を経る必要があるのです。この日の会議では、三笠宮家の当主を彬子さまとすることが正式決定しました。さらに、信子さまが独立して新しい宮家を創設され、その宮家の当主となられることも併せて決まりました」

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信子さま ©時事通信社

 結婚により民間から皇室に入った女性が新しい宮家を創設するのは、旧皇室典範の施行(明治22年)以来、例を見ない。未婚の女性皇族が宮家を継ぐのも163年ぶりだ。だが、