1週間前、30~50代で身元不明の男性の遺体が見つかった。死後2週間が経過していた。その住まいを訪ねると「あの男、酒ばっか飲んで…やっと出て行ったんですよ」「私には関係ありません!」と叫ぶ女性と男の子の姿が。主人公の2人が身元不明の死者「行旅死亡人」の捜索とその人生をたどるマンガ 『亡き者のクロニクル』(講談社)の2話を紹介する。(全2回の2回目/1話を読む)

最初から読む 「私自身は子供のいない夫婦なのですが、もしも夫を失うことがあれば…」身元不明で“孤独死”を迎えた人々をマンガに描くワケ