パンチパーマ、いつまで続ける問題

――目まぐるしく変わる時代において、変わらずに大事なものって、なんだと思いますか。

鼠先輩 歌はなくならないと思います。聴き方や楽しみ方は変わってきても、音を楽しむという普遍的な心は人間の中にあるものだと思うんで。だから、命をどんどんリレーしながら、音楽を楽しめる時代がずっと続いててほしいな。鼠先輩も、 “生きてるのか”って話がよく出るみたいだけど、生きてますよ。

ステージでお客さんを沸かせる鼠先輩 本人提供

――パンチパーマ、いつまでも続けてほしいです。

ADVERTISEMENT

鼠先輩 実は、デビューの初期設定間違えた(笑)。もともと会社員時代に何かの撮影でパンチパーマにしてからずっとこの髪型なんだよ。だから、デビューよりパンチパーマが先。でもパンチパーマって、細い棒を1個1個髪に巻いてパーマをあてて、全部終わるまでに3時間かかるんだけど、やってくれる床屋の技術者が少なくなってるんだよ。1回1万2000円ぐらいで、お金もかかるしね。

――30歳からパンチパーマで、髪は傷まないんですか。

鼠先輩 もちろん傷むよ! 強制的に髪を焼いてるから、キューティクルも死んでるし。地毛もだいぶハゲてきてますよ。髪がなくなったらパンチもできないから、家には(毛生え)薬をスタンバイしてあるけど、使うと精力が落ちるというから、抗っている真っ最中。妻からは、「お前もう精力なんていらないだろ」って言われてんだけどさ。

©石川啓次/文藝春秋

INFORMATION

鼠先輩が送る楽しいハッピーソング
11月5日 新曲「Tick Tock」デジタルリリース

最初から記事を読む 最高月収1200万→現在は「平日は酒飲んで寝てる」17年前に「ぽぽぽ」で当てた鼠先輩(52)が語る、“ずっと食える一発屋”の意外な特徴

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。