「飛ぶ鳥を落とす勢いだった」のに女優休業のワケ
フォックスは『マッサン』の撮影にあわせて、2014年3月からアメリカの家族と離れて東京に滞在し、5月のクランクインまで日本語を特訓。彼女の演技は高く評価され、『東京ドラマアウォード2015』で特別賞を受賞した。
さらに、2015年には演劇を学んだ母校・サンタフェ芸術大学から名誉博士号を授与されている。異国の地で必死に努力を重ねた彼女にとっては、とても幸せなことだったに違いない。
そして、『マッサン』の劇中歌「ゴンドラの唄」でCDデビューを果たすと、東京で単独ライブを行い、全国7都市を巡るコンサートツアーも開催。
2015年9月放送の『名探偵キャサリン』(テレビ朝日系)では米富豪のビジネスウーマン役で主演を務め、ニューヨークと東京、大阪で上演された舞台『CHICAGO』では、主人公・ロキシー・ハート役を演じた。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだった。
しかし、こうして日本での仕事が続くということは、アメリカに残してきた家族との別居期間が長引くということ。フォックスは華々しい活躍の裏で、私生活では離婚を経験する。
離婚→カナダ人男性と再婚→3児の母に
だがその後も、野島伸司脚本によるホームドラマ『OUR HOUSE』(2016年/フジテレビ系)で芦田愛菜とW主演を務め、芳根京子がヒロインを務めた2016年後期の朝ドラ『べっぴんさん』に出演。2年ぶり2度目となる朝ドラで、フォックスは通訳の夫と暮らす外国人女性を演じ、ヒロインが子供服作りを始めるきっかけとなる重要な役回りを演じた。
そんな中、私生活にも新たな転機が訪れる。2018年に日本に在住するカナダ人と再婚したフォックスは、2019年にNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』へ出演した一方、第1子となる男の子を出産。コロナ禍も重なり、女優業からしばらく離れることになった。
アメリカへと戻り、現在3児の母になったフォックスの公式Instagramでは、自宅のあるニューメキシコでの暮らしぶりがときどき投稿されている。



