「11年我慢した反動で、誰かの言うことを聞くのが本当に嫌になってしまって」

——ラップはもうやらないんですか?

Co.慶応 実はタイに行く前に、前澤友作さんの「お年玉100万円企画」で100万円をいただいていて、それを使ってコンテンツを作っていたんですが、教科書を1ページずつラップにするというやり方だったので、全然うまくいかなかったんですよ。それで一度立ち止まって、「ラップで覚えたいものって何かな」と考えて、暗記が必要な日本史の「年号」に特化して、全時代を10曲聴けば分かるものを作り直したんです。それを学研に売り込んで本にもなったので、お勉強ラップはいったんそこで形にできたかなと言う満足感があったんですよね。

 

——独身であることも公開されていますが、家族から何か言われたりはしますか。

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Co.慶応 数年前までは「結婚はどうなんだ?」と言われていましたけど、「独身でいくわ」とはっきり伝えてからは何もなくなりました。本当はどう思っているかはわかりませんけど、独身のほうが圧倒的にFIREしやすいですし、自由でいることが自分にとっては一番大事なんですよね。

——不安定であっても、自由であることを大事にしているのですね。

Co.慶応 会社を辞めるまではわからなかったんですけど、僕の場合は今の形のほうがめちゃめちゃ簡単に生きられるんです。もともと気質的に組織に合わないのに11年我慢してしまった反動で、誰かの言うことを聞くのが本当に嫌になってしまって。

 

——今後について考えていることはありますか?

Co.慶応 いつか「人生設計スクール」を作りたいなと思っています。大人のための塾、みたいなものですね。いろいろ失敗もしたんですけど今の生活には満足しているので、そういう生き方を広めたいですね。

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