2018年から岩手朝日テレビ(IAT)の社長を務める畠山大社長(64)は、系列キー局であるテレビ朝日の出身だ。その畠山氏について、複数のIAT社員から次のような告発が寄せられた。

「正社員の数が約80人で、そのうち、畠山社長が就任してから4分の1に当たる20人程度が中途退職しています。アナウンサーを含め、入社数年目の社員が『この会社にいても未来がない』と退職するケースが多い」(中堅社員)

岩手朝日テレビ本社 ©︎文藝春秋

「多くの社員が畠山社長の横暴な言動に我慢の限界を感じています。一部の社員から『IATの金正恩』と呼ばれるほど絶対的な存在で、誰も逆らうことはできない」(若手社員)

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 畠山氏は「週刊文春」の取材に、威圧的な言動は「絶対にない」と否定した。また20人の退職者についてはこう答えた。

「30代が辞めたというのは、私の前に採用した社員ですよね。アナウンサーはステップアップのために退職した人もいるので。私と社員のやり取りが原因で辞めた人がいるとは思えないんです」

 IATで一体、何が起こっているのか。現在配信中の「週刊文春 電子版」では、「テレ朝出身社長“熱血指導”の裏で岩手朝日テレビの若手社員が逃げ出した!『俺を舐めているのか!』『お前の人生の山はどこなんだ?』」と題し、現役社員たちの告発、畠山社長との一問一答を詳しく報じている。

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