12月4日、契約更改に臨んだ西武・中村剛也内野手(42)。代打が多かった今季は44試合出場に留まり、2500万円減の7500万円でサインした。

西武・中村剛也内野手

 この日、報道陣から質問が上がったのが、2001年ドラフト同期入団の栗山巧外野手(42)についてだ。栗山は11月24日、日本のプロ野球では異例となる「来季限りでの現役引退」の意向を発表していたが、これについて中村は、

「感じるところ? そんなにない。人は人なんで」

ADVERTISEMENT

 自身の進退についても、

「1日1日を生きていきたいっすね。とりあえず、来年は(現役を)やります」

 と、煙に巻いた。

「チームからは戦力構想外と見られている」

 球団生え抜き選手として初の2000本安打を達成した栗山と、“おかわり君”の異名で一世を風靡し、通算本塁打数は現役トップ、NPB史上でも歴代10位に位置する481本塁打をマークしてきた中村。ともに球史に名を残す強打者であることは間違いない。

 そんな2人だが、じつは栗山と同様、中村も「チームからは既に戦力構想外と見られている」(西武担当記者)という。