2000年代前半に、抜群のプロポーションを武器に人気グラビアアイドルとして活躍した佐藤寛子さん。現在未婚のシングルマザーとして生活を送る彼女が、ここに至る10年間の苦しみの日々を激白した。中絶、そして同じ男性との2度目の妊娠、シングルマザーとして子を産む決意をした瞬間、出産後の子供の父親の冷たい対応、その後の苦悩。涙で言葉を詰まらせながらすべてを語った――。
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佐藤さんは雑誌の勢い華やかなりし2000年代前半、中学、高校で生徒会長を務めたという真面目なキャラクターと抜群のプロポーションを武器に人気グラビアアイドルとして活躍した。その後、俳優へとシフトし、竹中直人が主演した2010年公開の映画『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』では第32回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞している。
そして2015年、佐藤さんは雑誌「週刊プレイボーイ」で、出産し未婚の母になったと公表し関係者やファンを驚かせた。ただ父親についてはこれまで明かしていない。筆者は文春オンラインで2023年にインタビュー取材をしているが、その際も子供の父親については明かすことはなかった。
そんな彼女から「子供の父親についての話をしたい」と連絡があった。取材は彼女の妹が同席するもとで行われた。少し緊張した面持ちだった佐藤さんは、静かに今まで明かしてこなかった「過去」について語り始めた。
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隠したままでは、次の一歩に進めない
──お子さんの父親はどんな方ですか。
佐藤:テレビドラマや映画で『牙狼-GARO-』の主人公・冴島鋼牙役を演じた俳優、小西遼生さんです。2011年の秋、『牙狼-GARO- ~闇を照らす者~』(2013年4月放映)に私が出演することになったのが出会いのきっかけでした。
『牙狼-GARO-』のアクション稽古は放送のおよそ1年前から参加していて3カ月ほどあったのですが、私はアクション作品が初めてでした。そんな時に「アクションを教えてあげるよ」と声をかけてきたのが小西さんでした。私が出演した『牙狼-GARO- ~闇を照らす者~』に小西さんは出演していないんですが、なぜか稽古の現場に来ていたんです。話していく中で親密になり、彼からのアプローチもあり、程なくして男女の関係になりました。2012年の1月頃です。
──なぜ今、公表しようと思ったのでしょうか。
佐藤:きっかけは今年の夏ごろ、またドラマ版『牙狼-GARO-』の新作への出演依頼があったことです。一度は出演を許諾したものの、子供の父親である小西さんが主演をしているシリーズに出演することを家族に反対され、改めて子供の父親とのことを考えるようになりました。
子供が生まれてから10年になります。未婚のシングルマザーであることを公言しながら、子供の父親についてこれ以上明かさずにいることは、今まで応援してくれたファンの方や、私を見守ってくださった方への裏切りだと気付いたんです。事実を明かすには今更遅いのかもしれません。しかしそれでも隠したままでは、次の一歩に進めないと思いました。
「あの人と付き合うのはやめた方がいいよ」
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