小西氏は2003年に俳優デビュー。代表作は2005年にスタートした大人をターゲットにした特撮テレビドラマ『牙狼-GARO-』の主人公・冴島鋼牙役だ。『牙狼』シリーズはその後、主人公を変え現在まで続いている。また2008年にサンセイアールアンドディからパチンコ「CR牙狼」として発売されると、これが大ヒット。2026年1月には最新作のドラマ『牙狼<GARO>東ノ界楼』が放送予定だ。
『牙狼』という作品で知り合った2人だったが、付き合ううちに小西氏の本性に気づいていったという。
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──交際中、小西さんの印象はどうだったのですか。
佐藤:小西さんは外面がとにかくいいタイプです。みんなで一緒の時と私と2人きりの時では、まるで性格が違いました。まず人の話をきちんと聞かない。私は芸能を始めてすぐの19歳の時に父を亡くしているのですが、一度その悩みを打ち明けたことがありました。思い出すと泣いてしまう悲しい話なのでほとんど人に話さないのですが、その話をした時も「自分だけ特別悲しいと思っているの? みんなもっと悲しいことあるから」と言われました。
また何を言っても言いくるめようとする、コントロールしようとする欲求が強い方でした。女優を頑張っていた頃は、呼ばれた飲み会にはなるべく顔を出すようにしていましたが、そんな時期に猫を突然買ってきたこともありました。それにより私が中々家から出られないようなシチュエーションを作ったんだと思います。男性経験の少なかった私は徐々にコントロールされていることに気づきませんでした。
交際した直後に、今も仲良くしている女優の友人から「あの人と付き合うのはやめた方がいいよ。いい噂、聞かないよ」と言われたこともありました。今思えばあの時に彼女の言うことをちゃんと聞けば良かったなと思います。
中絶手術後に言われた一言
──お2人の交際はどのくらいの方が知ってたんですか。
佐藤:ごく少数です。まず『牙狼』のスタッフさんは知りません。知っていたのは妹2人と先ほど話した友人くらいでした。
──付き合うとすぐに妊娠をしたそうですね。
佐藤:避妊をしていたのに、付き合って3カ月で最初の彼の子を妊娠してしまいました。まさに『牙狼』の仕事が1年先まで決まっていたこともあり、パニック状態になりました。妊娠についてはその時、家族にも事務所にも相談できませんでした。
私も年頃でしたし、小西さんから「結婚して責任を取る」と言われる可能性もあるかな、と淡い期待もありましたが「タイミングがな…」と一蹴されました。「俳優という人気商売を考えると難しい」というのが主な理由でした。
私自身も『牙狼』も決まっているし、「しょうがないことなんだ」と自分に言い聞かせ、とても悲しかったですが中絶することを決めました。小西さんには「病院は自分で探して」と言われ、自分で探した病院で手術を受けました。

