利点2:“レシピも歌詞もニュースも”動画で再生できちゃう
スマートディスプレイのもうひとつの特徴として、動画などさまざまなメディアを再生できることが挙げられます。
例えば、料理のレシピを検索した際に、音声で読み上げられるだけでは手順の把握は困難ですが、スマートディスプレイなら写真はもちろん、動画による調理手順も参照できます。このほか今回のEcho Spotでは、音楽の再生箇所に合わせて、画面上に歌詞を表示するといった芸当もできてしまいます。
またニュースであれば、音声だけだとすべての内容を耳で聞いて理解しなくてはならず、本文まで読み上げるタイプのニュースだと、1分以上も釘付けになることもしばしばですが、動画であればテレビをチラ見する感覚で視聴できます。すでにEcho Spotでは、ニュースを読み上げると、NHKニュースの動画が再生されるようになっています。
離れた部屋の様子もチェック!
このほか、本体内蔵のカメラを使って利用者間でビデオチャットを行ったり、ネットワークカメラと連携して離れた部屋の様子を見るなどの使い方も可能になります。将来的には玄関のインターホンもこれらとつながるなど、部屋間をつなぐインフラとなってくる可能性があります。
こうしたことから、将来的には、ベッドサイドに置いて情報表示をメインに使うのがスマートディスプレイ、リビングなどに設置して音楽再生を中心に使うのがスマートスピーカーといった具合に、役割分担が進む可能性は高そうです。
ただし「YouTube」には対応していません
なお、シンプルにネット上の動画を視聴するのが目的なら、製品の購入は少し待ったほうがよいかもしれません。というのも、今回のEcho SpotをはじめとするAmazon製品は、ライバルであるGoogleが運営する動画配信サイト「YouTube」の再生に対応せず、検索結果に表示されるのは、日本ではあまり知名度の高くない動画サイトばかりだからです。
これについては、海外で7月から販売が始まった「Lenovo Smart Display」など、Google版のスマートディスプレイのほうが、有利という声もあります。これらが日本に上陸してからが、ほんとうの勝負と言えそうです。