「今日もやりますよね?」と逃げ道を塞ぐ同僚の声。最初は冗談だったはずの筋トレは、やらなければ不安になる“支配”へと変わっていった。今思えば、少し危うい洗脳だったのかもしれない――。
虚弱なメガネ女子が、背徳の快感に溺れ、超ムキムキボディへ変貌した理由とは? マッチョ系インフルエンサーのブラマジ田中さん初の著書『一番好きな自分になろう』(幻冬舎)より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/最初から読む)
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お尻を鍛えた理由
環境とタイミングが良かったんだと思います。職場がジムで、仕事着がトレーニングウェアだから、休憩時間などにサッとトレーニングができる。また、お客さんとの距離が近いジムだったので、スタッフやお客さんとしょっちゅうトレーニングの話をしているうちに、トレーニングに興味が湧いてきました。
あと、ちょうど「ダイエットしたいな」と思っていたので、「だったらお尻、鍛えちゃおうかな」みたいな。週5で出勤するたびに、お尻を鍛えるトレーニングと、腹筋を鍛えるアブローラーをしました。
今思い返すと、A君にちょっとだけ洗脳されていたような……。毎日のようにアミンカレダさんの写真を見せられて、「今日もトレーニングやりますよね?」としつこく言われ続けているうちに、なぜか「やらなきゃ」と思ってしまった。A君は他のスタッフにもそうして煽ってやらせていました。
