もう一つ、平成から販売が続く底が光る靴。シンプルに子供が楽しめるのでよく売れていますが、これも底を光らせるための構造上、まず曲がりません。目立つので街中でよく見かけますが、同じくらいこける風景も目にします。底が曲がらないということは、歩いている最中に足を突然つかまれるようなものなので、物理的にこけてしまいます。電車の乗降時などに見かけるとこちらまでヒヤッとします。
樹脂系のつっかけ靴を履いてはいけない
最後に、樹脂系のサンダルやつっかけ靴もNGです。エスカレーターでは、「樹脂製の靴などは巻き込まれるおそれがあるので」とエンドレスに警告を発しています。私も百貨店に勤務していたときは、エスカレーターの事故に幾度か遭遇しましたが、実は大人でも容易に巻き込まれます。
実際、ニュースにならないだけで毎年かなりの事故が発生しているはずです。だからいまだに、アナウンスがなくならないのでしょう。足を大ケガするだけでなく、エスカレーターやエレベーターの賠償問題にもつながりかねないので、本当に考えものです。
樹脂系サンダルやつっかけ靴はそもそも足の形はしているものの、実はまったく足を固定できず、大人ですらきちんと歩くことは困難です。もともとボートの上や医療現場などで「すぐ履けて洗えて、立っていても疲れない」というコンセプトに基づいた設計なので、外履きとして歩いたり走ったりしてはいけません。
上履きにも外履きにも「イフミー」がお勧め
では、外履きでは何を履かせればいいのか? 水遊びシューズという靴をご存じでしょうか。私の子供には小学校の低学年までは、上履きにも外履きにもこの「水遊びシューズ」を履かせていました。なかでも早稲田大学スポーツ科学学術院と産学協同でつくられている「イフミー」がお勧め。
一流ブランドと比較しても比較的安価で、どのモデルもつくりにまったく手抜きがなく、水遊びシューズなのでしっかり底にも穴が開いていて、水も汗も抜け、靴自体の設計も押さえるべきところを完全に押さえています。
