Netflixの恋愛リアリティショー『ラヴ上等』の開始5分で乱闘を起こす一方で、義理堅さと不器用な恋愛が人気を博した「つーちゃん」こと塚原舜哉さん(31)。

 宇都宮の暴走族「暴霊」の総長として10代を駆け抜け、18歳で暴走行為により逮捕、少年院へ。20歳で出所した後も1度逮捕され、床塗り職人として働きながらSNSへの過激動画の投稿やキャバクラ経営でなりあがり、29歳で母親に家をプレゼントするまでの話を聞いた。

塚原舜哉さん ©︎文藝春秋 撮影・細田忠

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――「最終学歴は少年院」と言っていましたが、どうして少年院に入ることになったんでしょう。

塚原 暴走族の総長をしてた18歳のときに、仲間と特攻服で暴走したり集会したりしてて、補導は何回もされてました。逮捕された時もいつものように逃げ切ったと思ってたら、数カ月後に当時の彼女と一緒に寝てたら朝ピンポンが鳴って、刑事に札(逮捕状)を見せられました。

――ついに逮捕状が。

塚原 朝いちばんに来るいわゆる「おはよう逮捕」っていうやつでした。その時は2階に住んでたんで裏から飛び降りようかなと思ったんですけど、下にも刑事がいて、「ジャンプしても無理だな」と諦めました。

「暴走族で頭もやってるぞ。どこにでも入れてみろ」

――逮捕されるとどうなるのですか?

塚原 最初は留置所に送られて、家庭裁判所で少年院に入るか出られるか決まるんですけど、自分はアホだったんで裁判官にも上等切ってました。「暴走族で頭もやってるぞ。お前なんかにへこたれるか、どこにでも入れてみろ」と言ったら、見事に少年院の一番重いところに入れられて。反省してますって言えばワンチャン出れたかもしれないけど、全然気にしてなかったですね。

 

――裁判官にも喧嘩腰だったのですね。裁判はお母様も来ていたのですか?

塚原 隣にいましたけど、自分は裁判官をにらみつけてたんで母親の顔は全然覚えてないですね。

――裁判の結果、少年院へ送られた。