――出所後はどんな生活を送っていましたか。

塚原 少年院から出たら遊ぼうと思っていたんですけど、出てみたら昔一緒に遊んでいた友達がみんな働いていて、暇じゃなくなってたんですよ。だから友達のつてで「塗り床」の職人をやってました。

――上半身の刺青を入れたのもそのころ?

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塚原さんの刺青。胸には「不撓不屈」の文字が刻まれている

塚原 本当は10代で入れたかったんですけど本当に金がなくて、しかも捕まっちゃったんで、出てきた年に20歳で始めました。胸に「不撓不屈」ってあるんですけど、これは「負けない人生・負けない気持ち」を四字熟語で例えたらこれかなって。

――お金も結構かかるのですか。

塚原 全部で300万円前後ぐらいですね。タトゥーっていうか和彫りなんで、今はあんまり流行ってないみたいですけど。昭和に生まれてれば和彫りもパンチパーマも今よりは浮かなかったんですかね。

「26歳の時に逮捕されて、1カ月ぐらい留置場に入って、起訴されて…」

――他にはどんな変化が?

塚原 目立ちたがり屋だったんで、TwitterとかYouTubeに動画を上げ始めたのもこの頃ですね。車で電柱に突っ込む動画とか、お酒に火をつけて飲む動画とか、最初は「バカやってるぜ」って身内に見せるぐらいのつもりだったんですけど、だんだん街でも声かけられるようになって。

――お酒に火をつけて飲む動画は今も出回っています。

塚原 「見たよ」って時々言われるんですけど、22歳ぐらいの時なんでもう10年近く前なんですよね。今はもうあんな馬鹿はやめて落ち着きました、っていうのはわかってほしいですね。

 

――逮捕されたのもYouTubeが理由だったんですか。

塚原 そうですね。私人逮捕系みたいなことをやっていた時期があって、「困ってる人を助ける」という企画で手を出してしまって逮捕されました。26歳の時でした。1カ月ぐらい留置場に入って、起訴されて、執行猶予がついて。ニュースにも出たみたいで、会社もクビになりました。

――それはそうなりますよね……。

塚原 いろいろな人に迷惑をかけて、さすがに大人にならないとマズいなとやっと思いましたね。