――それで、自身のキャバクラを開いた?

塚原 仕事をクビになって1年ぐらいニートをしていたんですが、周りは仕事してるし、さすがに焦ってきて、28歳の時に「キャバクラやってみるか」と始めました。ボーイとか黒服とかもやったことなくて経験ゼロだったんですけど、とりあえずやってみるしかないと思って勢いで。

――勢いでお店の経営ってできるものなんですか。

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塚原 さすがにめちゃめちゃ大変でした。夜の業界のルールもわからないし、そもそも人を雇ったりする方法もわからない。従業員もいないし、せっかく決まっても飛んじゃったりして最初の1年は本当に大変でした。どうにか丸3年もって4年目ですけど、本当によく続いたなと思いますよ。

「母親は1人だし他人の何倍も迷惑かけてきたんで、さすがに家ぐらい建ててあげないと」

――スタッフは何人くらいいるんですか。

塚原 女の子と黒服合わせて20人ぐらいですね。

――お店の名前は「雫月(シエル)」ですが、その由来は。

 

塚原 シエルはどこかの外国語で「天国」って意味で、お客さんが天国って思ってくれればって。漢字は当て字です。夜だから月を使って。

――少年院に入ってから10年かけて自分で商売をはじめた塚原さんに、母親の反応はどうでしたか。

塚原 そんなに変わらないですね。たまにメールとか電話するくらいで。でも2年前、29歳のときに、20代最後のけじめとして母親に家を建てて土地ごとプレゼントしました。母親は1人だし他人の何倍も迷惑かけてきたんで、さすがに家ぐらい建ててあげないとかっこ悪いかなと思って。

――それは嬉しかったと思います。どのような反応がありましたか。

塚原 「ありがとう」ぐらいですね。照れ隠しなのか、いつもプレゼント渡しても「いらない」って言うんですよ。でも、自分のけじめとしてやったことなんで、反応とかはなんでも良かったんですよ。

次の記事に続く 「行く前は正直ヤラセとか台本があるんだろうなって」Netflixの異色恋リア『ラヴ上等』で一番人気の女性を射止めた男性(31)が“一番意外だった”こと

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