「実子が100人以上いると聞いた」「DNAをオープンソース化」
2024年7月29日、ドゥロフはテレグラムへの唐突な長文ポストによって「精子提供による子供が12カ国に100人以上」いると明かした。しかし、その時点ではドゥロフが3人のパートナーとの間にもうけた6人の子供の存在は隠されたままだった。
「実子が100人以上いると聞いた。結婚経験もなく、一人で暮らしたいと願う男に、こんなことってあるのだろうか?」
こう始まるポストは、精子提供を始めたきっかけは子供に恵まれない友人に頼まれての個人的な精子提供であったこと、IVF(体外受精)クリニックの責任者に「高品質な精子を持つ者」が精子を提供するのは「市民としての義務」であると言われたこと、精子提供による子供たちがお互いを発見しやすいように「自分のDNAをオープンソース化」するつもりであることなどが綴られている。
女性がSNSでドゥロフの“隠し子”を告白
このポストがなされた翌日、スイス在住のロシア人女性、イリーナ・ボルガーがインスタグラムに自身と3人の子供の写真をポストした。「私の家族について少しお話ししたいと思います」とし、ドゥロフと2013年からロシアのサンクトペテルブルクで共に暮らし、3人の子供を産んだこと、ドゥロフはドバイに移住したが、アラブ首長国連邦では非正式な結婚で生まれた子供を合法化し、居住する権利は得られないことから自身と子供たちはヨーロッパに移り住んだと書かれている。
2人の辻褄の合わないポストから約1カ月後の2024年8月、ドゥロフは自家用ジェット機でパリの空港に到着した際、フランス当局に逮捕された。テレグラムでの組織犯罪グループによる違法取引や、児童性的虐待コンテンツの配信などの防止を怠ったなど複数の罪状で起訴され、有罪となれば最長10年の刑となる可能性がある。
精子提供で100人超、3人の女性との間に6人の子どもが
ドゥロフは500万ユーロの保釈金によって留置所への収監は免れたが、昨年11月まではフランスからの出国を禁じられていた。フランスに足止めされていた2025年6月、ドゥロフはフランスのメディア、Le Pointによるロング・インタビューに応じ、精子提供による100人超の子供以外に、自身が正式な父親である子供が3人の女性との間に6人いることを初めて語った。
なお、ボルガー以外の2人の女性とその3人の子供の詳細については、一部のメディアはかつてドゥロフのクラスメートであった女性が2人の子供を産み、ドゥロフが逮捕された後にドバイで出産したのはハンガリー人のモデルであると伝えている。

