開催中のミラノ・コルティナ冬季五輪の選手村で、コンドームが枯渇していると話題になっている。国際オリンピック委員会(IOC)は2月15日までに約1万個のコンドームが配布されたと明かした。ちなみに、今大会の参加選手数は約2900人である。
「それまでの人生分以上の性交をした」と語る選手も
配布がはじまったのは、1998年ソウル五輪とされる。その後、7万個を用意しても足りなくなった2000年シドニー五輪以来、配布数は10万をこえるようになった。実は1万個程度では、過去大会に比べてまだ少ない数なのである。
公式的に、避妊具は啓発用だ。世界中の選手がコンドームを持って帰れば性感染症防止精神が広まるというわけだ。しかし、選手の性行為用だとする証言も出てきている。米CNNの取材に答えたある金メダリストはこう語る。
「IOCは認めないけど、事実だから隠さないよ。じゃないとあんな大量のコンドーム配らない」
1992年バルセロナの2週間で「それまでの人生分以上の性交をした」と告白する英卓球選手マシュー・サイドにいたっては、五輪を「セックスフェスティバル」と表現した。
「選手の70~75%はオリンピックで関係を持っているだろう」 。こう語ったのは、6つの金メダルに輝いた米水泳選手ライアン・ロクテ。同じく金メダリストである米サッカー選手ホープ・ソロも、「選手村ではたくさんの性行為が行われている」と明かす。ソウル五輪の選手宿舎の屋根に大量のコンドームが並べられて以来、野外の性行為は禁止されているが、それでも芝生やバルコニーでみだらな行為が行われているという。
生涯トレーニング漬けのトップアスリートたちにとって、日常から解放されるオリンピック村は特別な空間のようだ。交流の場になるのは食堂とバーコーナー。みんな選手だから、一般的なナンパのように話題に困らないし、言葉が通じない相手との性的関係は刺激にもなる。さらに、ほとんどが若く、美形で、エネルギーがありあまる独身だ。
薄着で闊歩する者であふれる練習場周辺では、ティーン女子すら水球や柔道男子のたくましい身体つきを見てわきたつ。女子に人気なのはマイケル・フェルプスのような選手だというが、サイドいわく負け組にもチャンスがある。「オリンピアンたちは、顔が微妙だったとしても、良い身体を持っている」 。シドニー選手村で毎日何人もの女子が部屋を訪れたというモテ男、米国のやり投げ選手ブロー・グリアはそう語る。

