3位「寝具」、2位「掃除機」……売れ筋1位の商品は?
ジャパネットの通販では生活家電を中心に、健康・美容アイテムや生活雑貨、食品などを扱っている。年間売上をベースにした人気カテゴリーは、1位「エアコン」、2位「掃除機」、3位「寝具」だ。このうちエアコンの平均単価は約11万円で、通販事業の大きな柱になりつつあるという。
「昨今の猛暑もあって、エアコンはここ5年ほど売上が拡大傾向です。最も他社との差別化になっているのが『設置体制の強化』だと考えています。自前主義を貫き、商品開発から配送・設置、修理などのアフターサービスまでを自社で完結しているため、『1日でも早く取り付けてほしい』という需要に対応できています」(田道氏)
2020年から販売開始した「おせち」も、今や日本一(東京商工リサーチ調べ※1)の売上を誇るまでに成長している。それも2023年から3年連続の首位で、2025年は約49万セットを売り上げた。購入者のうち約50%はリピーターと驚異的な支持を得ている。
※1:東京商工リサーチによる、2023年、2024年、2025年の「お正月用おせち料理」分野における商品別販売数量及び販売金額
「社員が、『一度おせちにチャレンジさせてほしい』と直談判してきたので、やってみることにしたんです。そうしたら、すごく売れて。毎年、改善を繰り返して日本一となりました。大量に仕込むことで『2万円で70品目以上』と他社ではマネできないボリュームを実現しています」(田道氏)
限界に挑む「ゲリライベント」も定番人気に
限界価格に挑戦するゲリライベント「チャレンジデー」も、大人気の定番企画だ。不定期開催で、事前告知をしていない。深夜0時に販売が始まり、24時間限定で特価の特別商品を販売する。結果として成功したものの、大量に在庫を確保するため大きなリスクを伴う挑戦だったという。
「2012年に開始したチャレンジデーは、通常半年~1年かけて売る量を24時間で売り切る企画です。1年ほど前から各メーカーと仕込み、少しずつ商品を納品してもらうことで、コストをできる限り落としています。具体的な製品名や販売数はお伝えできませんが、過去に販売した掃除機は国内では絶対に抜かれない記録だと思います」(田道氏)


