銀座線爆破事件の翌日、吉永小百合邸に最後の脅迫状が届く。要求は、指定の列車に乗り現金100万円を窓から投下しろというものだった。

 9月9日、上野発青森行き急行「十和田」には、ニセ札100万円を持った刑事が多数乗り込み、草加次郎が懐中電灯で合図する現金投下ポイントを探したが、ついに犯人が現れることはなかった。そして草加次郎は何も取らずに活動を終息させたのである。

その後、事件は…

 警視庁はこの事件に延べ1万9000人の捜査員を投入、空前のローラー作戦を展開したがついに犯人の特定には至らず、事件は迷宮入りした。

次の記事に続く 名古屋のアパートで発見されたのは「腹を割かれた27歳の妊婦」…残忍な犯人と生き延びた『奇跡の胎児』のその後(昭和63年の事件)