――荒らすって何を?

栗谷 オープニングでバンってライトが着いたらステージに僕だけいて、運営が慌てて暗転して締め出されるみたいな。でもそれがめっちゃウケたんですよ。嫉妬でやっただけなのに。

――ウケはするけどモテはしなかった、と。テレビに出るようになっても状況は変わらなかったんですか。

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栗谷 「私が相手してあげる」みたいなDMは来るようになったんですけど、さすがに怖すぎて行けませんよね。それ以外は特に何も変わりませんでした。

「かっこつけたい気持ちを諦めて、弱いところも見せられるようになったらうまくいくようになった」

――ご自身としては童貞キャラについてはどう感じていたのですか。

栗谷 いま考えると結構苦しかったかもしれませんね。モテたくてお笑いを始めたのに、逆にモテないことを仕事にするって意味がわからないじゃないですか。もっとセンスがある感じでかっこよく出たかったけど、童貞で売れちゃったから、センスもへったくれもないし。

――やっぱりやっている本人にとっても辛さがあるんですね。

栗谷 「童貞芸人」みたいなイジリ方もさすがに終わるんじゃないかな、と思います。僕が卒業して、「バキバキ童貞」で売れたぐんぴぃもちょっと遅れて卒業して。経験がないことをイジっていいのか、という時代にもなってきてるし、卒業タイミングとしてはちょうどよかったかもしれないです。

 

――最後に、同じように恋愛で悩んでいる人たちに伝えたいことはありますか。

栗谷 僕が彼女と出会えた理由は「勇気を出せたから」だけなんですよね。女性と話す勇気も、マッチングアプリを始める勇気もなかったけど、お笑いと一緒で行動しないと何も始まらない。

 僕は「男らしくいたい」とかかっこつけたいみたいな気持ちも諦めて、弱いところも見せられるようになったらお笑いもうまくいくようになったし彼女にも会えました。恋愛できなくてつらい気持ちは本当にわかるから、みんなに幸せになってほしいですね。

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