SNSで、透明感あふれるスタイリングが評判の姫さん。20代の頃はモデル、タレントとして活動するも、30歳を前に頭髪の半分以上が真っ白になった。重度のパニック障害と不安障害を発症し、薬を飲みながら髪を染める日々。49歳の誕生日に“実は白髪”であることを告白し、「やっとラクになった」と今、笑う。そんな姫さんが目指すものとは。(全3回の第3回/最初から読む)

姫さん ©細田忠/文藝春秋

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カミングアウトの反響

――2022年5月、実は自分の髪のほとんどが白髪であることを明かしました。49歳の時ですね。

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姫さん 白髪のことは、いつか明かしたいと思っていました。インスタグラムのフォロワーさんが増えてきて、「その髪色にするのにブリーチは何回するんですか?」とか、髪に関する質問が多くなって、ずっと後ろめたかったんです。白髪なのでブリーチは1回だけでいいんですけど。今もブリーチを1回した上からグラデーションで色を入れてます。

 本当はキリよく50歳でカミングアウトをしたかったんですけど、コロナ禍で人と会うことがなくなり、撮影も減ったので、髪に関するケアをおろそかにしてしまっていたんですよね。伸ばしっぱなしで、トリートメントもあまりやっていなくて。

 久しぶりに美容院へブリーチをしてもらいに行ったら髪の半分ぐらいが切れてしまったんです。美容師さんも焦るほどでした。

 それでもうブリーチもやめて、地毛で生きていくという決心をしたのが49歳でした。42歳で金髪にしたのも、白髪染めに限界がきて金髪にせざるを得なかっただけですが、今度も同じ。地毛――白髪に戻さざるを得なかっただけなんです。

本人インスタグラムより

――反響はいかがでしたか。

姫さん 実は自分も若い頃から白髪が多いですというお声のほか、脱毛症とか円形脱毛症とか、髪の毛に悩んでる方からのコメントをたくさんいただきました。悩んでいたのは私だけじゃないんだなと思えました。