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「佳歩と亮二さんってあんまり似てないかもしれない(笑)」
鈴木はジュニア時代のチーム「ロビンズ」のチームメイトであった。小野寺のキャラクターを「ハッピーないいやつ」と表現する。
「その場所にあるもので楽しいことにフォーカスできるハッピーな人です。いいやつ、という言葉が本当にお似合いで、友達歴20年になるけど、ただの1回も佳歩のことを嫌だとか面倒臭いとか思ったことがないです」
余談だが鈴木は小野寺の父親であり、ロコ・ソラーレのコーチである亮二氏とも比較してくれた。
「そう考えると佳歩と亮二さんってあんまり似てないかもしれない(笑)。亮二さんのことは週に1回は面倒とかうざいとか思っていますから。でも、楽しむことが上手ってところは亮二さん譲りなのかな」
もちろん2割くらいは冗談だろうが、その父・亮二氏は今回の9試合をすべて現地観戦した。円安と物価高に加え五輪でホテルが高騰し「カード会社からの請求が怖い」と苦笑いをしていた。
鈴木から見ると、カーラーとしての小野寺は「敵にいると怖い選手」だという。
「スイープも強いし、ここぞのランバック系のショットを決めてくる。投げの安定感もある」
記録に残らないファインプレーでゲームを支えた
しかし、今回の五輪ではラウンドロビン(総当たりの予選)9試合でショット率は約78%、サード10選手のうち8番目の数字だった。変化に富んだアイスに戸惑い、鈴木の挙げた「投げの安定感」は残念ながら欠いてしまったが、「ここぞのランバック系」は健在でチームを何度も救った。




