「お前の彼女、ブスだよな」——思春期のブラマジ田中さんに突きつけられた友人からの無慈悲な言葉。周囲の美少女と自分を比べ、自己肯定感はどん底まで落ちた。

「笑顔がブス。笑わないほうがいい」とまで言われ、心を閉ざしていた彼女が、なぜ今"美しすぎるマッチョ"として注目を集めるまでに変貌を遂げたのか。フィットネス選手としても活躍するマッチョ系インフルエンサーが、コンプレックスからの脱却と筋トレに出会った転機を語る。

昔は細いことがカワイイと思っていたブラマジ田中さん。そんな彼女の価値観はなぜ変わった?(写真:本人SNSより)

 マッチョ系インフルエンサーとして活躍する彼女の著書『一番好きな自分になろう』(幻冬舎)のダイジェスト版よりお届けする。

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「細くなれればかわいくなれる」という思い込みからの脱却

 ブラマジ田中さんの10代は、まさにコンプレックスの塊だった。幼い頃は「世界で一番かわいい」と思っていたが、中学、高校と進むにつれて現実を突きつけられる。

「高校は商業科で女子の割合が8割。ギャル系、清楚系、美人系、すべてのジャンルが揃っていて、それぞれのジャンルにたくさんかわいい子がいました」

 そんな環境で、当時付き合っていた彼氏の友達から「○○の彼女ブスだよな」と聞こえるように言われる経験もした。さらに仲の良い男友達からは「笑顔がブス。笑わないほうがいい」と言われ、笑顔が苦手になってしまった。

 当時は韓国アイドルのような細い体形に憧れ、食事制限にも取り組んだ。しかし、写真を見返すと「頭のサイズの割に体が細くて、肩幅がなさすぎて顔が大きく見える」バランスの悪さに気づいたという。「細くなれればかわいくなれる」という思い込みは、結果的に彼女には合わなかった。